ストロング店長が何か書くところ

適応障害になったけど生きていきたい人の日記などです

勘違い

夕食後、母親とこんなやり取りがあった。

 

母「そういえば自転車の代金振り込まれたんでしょ?あれ返してよ」

俺「えっ?なんで?」

母「えっ?だって保険屋が振り込んでくれたんでしょ?」

俺「自転車の代金は全部俺が出したんだけど‥‥」

母「いやだって保険屋が支払ったんでしょ?それを母さんに返してって事なの?分かる?」

俺「待って、あの自転車は俺の貯金から全額支払って買った。その代金を保険屋が8割くらい支払うと言った。母ちゃんはあの自転車の購入の何処に関わったの?」

母「だって保険屋が8割立て替えてくれたんでしょ?それを母さんに返してって‥‥」

俺「母ちゃんは自転車の代金をいくら支払った?」

母「支払ってないけど?」

俺「支払っていない母ちゃんの元に39000円が入っていくのはおかしくない?」

母「えっでも保険屋が立て替えてくれた‥‥」

俺「だから!自転車は俺が全額支払った!保険屋はその俺が支払った8割ほどを負担した!分かる!?」

母「そうだけど?」

俺「母ちゃんはあの自転車買うのにいくら出してくれた!?」

母「1円も支払ってないけど‥‥」

俺「返金に関する手続きは何かやった?」

母「それはアンタが全部やったでしょ?」

俺「母ちゃんは一切何もしていないのに39000円が欲しいわけ!?」

俺「なんでそういう言い方するの!?」

俺「‥‥‥‥‥‥もういいわ」

 

 

その後、親父にも諭されてようやく自分の間違いだったと言う事に気づいた。

俺にも謝りに来たが謝っていた時の感じから、当人的には「結果的に何も無かったんだから許せよ」的なニュアンスなんだろう。

その場では一応許したけど、正直納得していない。

 

うちの母親は「過ぎた事は仕方がない」が口癖というくらいに悪い意味で過去に囚われ過ぎない性格である。

彼女なりに反省はしているのだろうけど、過ぎた事は出来るだけ思い返さず振り返らないで「無い」事にしている。

その割には人の失敗やよくないと思った行動に対してひどいくらいに慎重になってて何度と掘り返してくるほどの心配性だ。

そこが矛盾している(と言っていいのか?)のでそういう部分だけは嫌いだ。

 

もちろん母にはここ最近の件では助けてもらったし俺の事も大切にしてくれて育ててくれた事に感謝してるし、何より親として尊敬はしている。

ただ「それ」だけが本当に致命的に最悪な部分だと思っているが、地名的欠点なら俺にもあるし、全てが「良い」人間なんているわけがないと思ってる。

そういうのもひっくるめて受け入れて山あり谷ありでも一緒に乗り越えていくのが「家族」ってものなのかな‥‥

不満もあるし、苛立つ時もあるし、喧嘩もするけどそういうのも嫌だけど一緒に生きていく上では必要なんだろう。

 

と、考えたらこの件も許そうと思った。

しかしもうちょっと俺の意見というか話を聞いてくれとは思うのであった‥‥