ストロング店長が何か書くところ

適応障害になったけど生きていきたい人の日記などです

翌日

適応障害と診断されてから二日目

 

薬のおかげかしっかりと眠れたし、昨日よりは心も少し落ち着いた。

両親は今日から三泊四日の旅行なので「何かあれば電話かけてくれ。すぐに戻ってくる。」と言ってくれた。

 

日中に会社の上司から電話がかかってきた。

調子はどうだ?という事と、俺の事を人事部に報告したと言うことだった。

人事部も俺の身を案じて休職にするか、長引くなら一時的に退職にして来れるようになったら復職という形のどちらかにするか?と提案を出してくれたらしい。

良くなったとはいえこんな状態なので回答はすぐに出せなかったので少し待ってくれと返事をした。

上司はまた連絡すると言って電話を切った。

 

動いてないからかあまり腹は減らないので食事はインスタの焼きそばで済ませた。

何もしていないとまた気分が落ちそうなので家のことをやり出した。

掃除機をかけていたら突然の土砂降りがきた。

そのまま外を見ながら掃除を続けてたら突然昨日の朝の症状が出てきた。

動悸、過呼吸、理由もなく涙が出る、そして得体の知れない恐怖というかプレッシャーに襲われた。

とりあえず薬を飲んで横になり、しばらくしたら落ち着いてきた。

これは突然の豪雨が関係しているのか?それともたまたま発症してしまったのか‥‥

 

昨日は殆ど眠れなかったと言ったけど、ここ2週間くらいまともに眠れてなくて、ひどい時は寝たのかすら分からなくて何度も時計を見ていた時があったくらいだ。

それでも人の前では笑顔で過ごさなきゃとニコニコしていた。

火曜日に先輩から「この仕事楽しい?」と聞かれたので「はい、楽しいです」と答えたが、本当は「これからどうしていいのか分からなくて不安で潰れそうです」と答えたかったが言えなかった。それを言うと心配をかけるし何より「良い返事」ではないと思い嘘をついた。

この仕事自体は嫌いではない‥‥けど今の環境が俺にはプレッシャー(ストレス)となり心の枷と重りになってしまう。

上司や先輩が俺のことを思って厳しくしてくれるという事は分かってはいる。けどそれに耐えられない俺は弱い。

そしてその弱さや辛さを相手に伝えられないという所も俺のよくない部分である。

なのでこうして今回のような事になってしまった‥‥

 

普段なら「強くなりたい」と願うのだろうけど、今はどうしていいのか分からない。

しかし死にたいという気持ちは無い。

まだまだ楽しみたい事はあるし何より俺に優しくしてくれた人たちの気持ちを無駄にしたくは無い。

でも今のこの状態では「社会人」として生きていくのはとてもじゃないが無理、かろうじて「ヒト」としてなんとか生きていける状態だ。

それでもやはり死にたくはない‥‥というより生きていきたい。

 

 

とにかく今は「生きる事」をやってのけていきたい。